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クロイワトカゲモドキの生息地域には特徴があります。

クロイワトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae
はいさい!
今回は沖縄本島で見た「クロイワトカゲモドキ」について話ていきます!

先日ユキはこんなツイートをしました。

今回はクロイワトカゲモドキの生息地域の特徴について詳しく話していこうと思います。


クロイワトカゲモドキの生息地、生態

日本(沖縄諸島)の固有種で天然記念物に指定されている。
全長15~18cm。
体色は黒や暗褐色などで、黄色やピンク色などの縦縞や横縞が入る 。
山地の常緑広葉樹林に生息する。
基本夜行性で、昼間は石の下や倒木の下、岩陰などに潜む。

探検レポート

クロイワトカゲモドキの生息地域には特徴があります。

寒い時期なかなかやんばるでクロイワトカゲモドキを見ることができませんでしたが、5月以降暖かくなり夏も本番、崖沿い、道端、側溝などで見かけるようになりました。

僕が近づいてもピタッと動かずこの姿勢!
これじゃあ簡単に捕まって「密猟されてしまうよ」と思いました。
どうやらクロイワトカゲモドキの密猟は後を絶たないようです。

本当に手を伸ばせば触れるようなところにいますが、クロイワトカゲモドキは国の天然記念物に指定されているのでおさわりは厳禁です!!
ユキはいつも触りたい気持ちを抑えて、写真や動画を撮ることに専念しています。
クロイワトカゲモドキはここに来なければ見ることができない生き物なので、マニアたちは必ずと言っていいほどやんばるに来てはクロイワさんを探しています!

海外からも見に来る人がいるくらいの人気っぷりです。

さて、このクロイワトカゲモドキの生息地域(探し方)ですが、かなりの割合で壁際や崖があるようなところにいることが多いです。

クロイワトカゲモドキを探すなら壁際、崖、側溝を探すべし

クロイワトカゲモドキを探すなら、間違いなく壁際、崖、側溝を探すといいです!
なぜか彼らはそういったところが好きで斜面に張り付いています。
初めてやんばるへ行く方や、個人で行く方のおすすめのクロイワトカゲモドキの探し方はこういったコンクリートの斜面などを見ていくことです。
これならホンハブに出会ってもこちらから気づくことができます。

クロイワトカゲモドキの密猟について

ここからは少し暗いお話をします。
ただ、今実際に起きていることなので少し書こうかと思います。

これを読んでいただいている方は、クロイワトカゲモドキに興味があったり、やんばるに興味を持っている方が多いと思います。
それはすごく嬉しいことで、ユキもその中の一人でTHE COREいきものブログの第一ファンなわけですが、ここまで読んで「見に行こう!」と思うのはいいですが、触ったり持って帰ったりは絶対にしてはいけません。

やんばるに行っていると、密猟の話をよく聞きます。
実際に持って行かれてしまった例はこちらでご覧いただけるのでシェア致します。

南西諸島の両生・爬虫類に迫る密猟・密輸の危機

ワシントン条約など少し高度な話が出てくるので難しいですが、読んでいただけると理解が深まると思います。
CITESについてかじっていた時期があるので、分からなかったらユキに聞いてください。
分かる範囲で説明します。

普段どうにもならないくらいふざけているユキですが、この辺の話は少しだけ真面目にお話ししました。


やんばるの夜は一人では危険

ヤンバルの森は危険がいっぱいです。
ヒメハブが一晩で20匹ほどいたことも、、、
それにヤンバルはホンハブもいます。
ヤンバルを歩いてみて知識と危機管理がないと危険だと感じます!

ユキは考えました。どうにかして、全国、いや世界各国の生き物好きにやんばるの魅力、ユキの好きな地域の生き物の魅力を伝えるにはどうすればよいかと。

そこで思いついたのが、オンラインネイチャーガイドです!
めっちゃ気軽に超危険なジャングルに行けるYoutubeチャンネルです!!
気軽に見てくださいね!

以下はYoutubeチャンネルなので安心して押してください笑

今すぐ森へ行く

もし、これを見て本当にガイドツアーに参加したい場合はメールで連絡いただけたらと思います。
詳細お送りいたします。

ガイドツアーお問い合わせ

まとめ

今回はクロイワトカゲモドキの紹介をしました。
暖かい時期の夜のやんばるではよく見ることができますが、何度見ても飽きないですし長い時間観察してしまいます笑
クロイワトカゲモドキがいるせいで、立ち止まって観察、また立ち止まって観察となってしまい探索が全然はかどりません。

雨あがりなんかは本当によく見かけるので、見たい方はそういった瞬間を狙っていくといいと思います!

それではまた森で会いましょう!