タイワンサソリモドキ Typopeltis crucifer
くよーなーら!!
今日は西表島で見た「タイワンサソリモドキ」について話していきます!
生息地、生態
日本では琉球列島の沖縄諸島以南に分布し、他に国外で台湾に分布。
小さなゴキブリ、カマドウマなどの昆虫、ヤスデ類、ムカデ類、それに陸産貝類も食べる。
八重山において、交尾は3-4月に行われる。
産卵期は6-7月で、雌は倒木や石の下などに径6-12cm、深さ2-3cmほどの産室を作り、この中で平均で10個ほど産卵する。
ふ化後の幼生はしばらくを雌成体の腹部背面で過ごす。[1]
探検レポート
西表島へ行った時のこと、、探索していて思ったことは、「タイワンサソリモドキに出会わない」ということです。
今回の探索でいくつか気がついたことがあるので順に話していきます。
大きな理由のひとつに西表島の気軽に入れる森の石は大概ひっくり返されているということ(笑)
生き物好きが集まる島ならではのことだと思います!!
歩道の石は99.9%いじった痕跡があるんです(笑)
ヤスデすらいないです!
それと海やマングローブ林に近い森の場合カニが多いので生存競争で負けてしまうのかもしれません。
そこで森深くまで探索に行ってみると、、、


いました!
前日には見られなかったタイワンサソリモドキがあちらこちらにいます!!
餌を探しているのか歩き回っていました。
サソリモドキは名の通りサソリっぽいはさみを持っています。
見た目で違うところといえば尾と脚ではないでしょうか?
サソリは尾に毒があり、狩りのとき獲物に対して注入しますが、タイワンサソリモドキの尾には毒がありません。
その代わりに外敵から身を守るために酢酸臭の液体をかけてきます。これが本当に強烈で鼻の中が染みるような刺激です(><)
中学校の理科の時間に嗅いだことがあると思います!なんの実験でしたっけ?
こういうことは忘れてしまいます(笑)
刺激臭エピソード
とんでもなく臭いにおいですが、僕嫌いではないんです!
というか自然界からどうやってあのにおいを生成するのか不思議でしかたがない!!
満員電車であのにおいをばらまけば間違いなく、その車両は私と酢酸臭フェチだけになります。(警察が飛んでくるのでやめましょう)
エピソード1
初めて見たとき、どうしてもそのにおいをかぎたくて噴射させたら風下で全部かかる。
泊まっているホテルの部屋が実験室になりました。
エピソード2
マレーシアでサソリモドキがいたのでマレー人の友人に嗅がせたら、ちょっと不機嫌になった。
今もとっても仲良しです!!
エピソード3
夜に散歩していたらふわ~んと酢酸臭がしてきてサソリモドキ発見。
外敵から守るため、噴射したのでしょう。
しばらくモデルになってもらいました📷

まとめ
今回は西表島のタイワンサソリモドキについて書いてみました。
サソリモドキをどのカテゴリーにいれるか迷っています、、
とりあえず奇虫の項目にいれておきますがそっと変えておくかもしれません。
サソリモドキの見分けがしっかりつけられていないので、よく観察して調べておかなければいけないなぁと思いました。
マレーシアで見たサソリモドキとタイワンサソリモドキの違いからしっかり学んでいきたいと思います!
次回は蓋をするカメについて書いていきたいと思います!
お楽しみに!
参照
[1] Wikipedia