イボイモリ Echinotriton andersoni
はいさい!
今回は沖縄本島で見た「イボイモリ」について話していきます!
イボイモリの生息地、生態
日本(奄美大島、請島、徳之島、沖縄島、瀬底島、渡嘉敷島)固有種。
全長13~19cm。
常緑広葉樹からなる自然林・二次林、草原、池沼などに生息する。落ち葉や倒木の下などで生活する。ミミズ、陸棲の巻貝、クモ・ワラジムシなどの節足動物・甲虫などの昆虫などを食べる。
コケに産み落とされた卵は一か月で孵化し、幼生は水場まで自力で移動する。幼生は2~3か月で幼体になる。
探検レポート
イボイモリは沖縄のやんばるでは比較的探しやすいです。
ラッキーなことにヤンバルに行く度にイボイモリを見ています!!
2月、青いイシカワガエルを見るため、沢登りをしながら上流を目指していました。
イシカワガエルの産卵シーズンだからたくさんいるかなと思い、予定を空けていきましたが外れだったようで岩の隙間の一匹だけでした、、、
また行ってきます!
イシカワガエルを探す道中、イボイモリが時々歩いていました。


背中のゴツゴツ感がまさしく名の通りイボイモリだなぁと思わせます。
恐竜みたいですw

2月はイボイモリも出産間近。
それが理由かわかりませんが、活発に動いていました。
どんなところにいるかというと、土壁の隙間や、渓流沿いの落ち葉の上、森の中を普通に歩いていたりとどこでもいる感じでした。
天然記念物ってこんないるんか、、、って感じで現れます笑
ユキの運が良かったのかもしれませんw
逆にいればイボイモリ狙いで行くと探すの難しいかもしれないです。
数を見て狙い撃ちできるように頑張ってみます!
イボイモリを探すなら夜

イボイモリは昼間岩の隙間や、落ち葉の下、石の下などに隠れているため、探すのが困難です。また探す場合はマナーを守って探すことが前提です。
夜行性であるイボイモリは現状維持のまま探すことができるのでお勧めです。
もし石をめくったら元に戻すなど、あくまでもあなたが彼らのテリトリーに入り込んでいると理解して行動するようにしましょう。
ユキは復帰不可能な木の皮をめくったり、、、その他もろもろはなるべくしないようにしているので昼間休んでいる生き物を探すのが苦手です。(石はめくるときがありますw)
ヤンバルは昼間も生き物を探しに行きましたが、両生類はなかなか見つかりませんでした。
両生類は夜をお勧めします!
ヤンバルの夜は一人では危険

前回のナミエガエルでも話しましたが…
ヤンバルの森は危険がいっぱいです。
ヒメハブが一晩で20匹ほどいたことも、、、
それにヤンバルはホンハブもいます。
ヤンバルを歩いてみて知識と危機管理がないと危険だなと思いました!
まとめ
はい!
今回はイボイモリについて書きました!
5月は沖縄の生き物仲間たちにお誘いいただきヤンバルに行ってきました。
その中でユキ君、勉強として生物を勉強したら?ということでおすすめの本を買いました。
某大学の生物科の方が行っているので間違いない本だと思います。
ユキの今までの経験と知識で森を歩いていましたが、書籍の知識をしっかり付けて臨みたいと思います。
本は読んでみて紹介しますね!
充実した生き物ライフにしていけたらいいですね!
また次回もお楽しみに!!
参考:wikipedia